2014年5月1日木曜日

第16回全国こども民俗芸能大会が開催されます。

 来る、8月5日(火)財団法人日本青年館において、「東日本大震災~郷土芸能復興支援プロジェクト」事業第16回全国こども民俗芸能大会に、北海道・東北ブロックの代表として、「烏崎の子供手踊り」が参加します。
 烏崎地区は、福島県南相馬市鹿島区の海岸に面した比較的大きな集落を形成していたところです。(昨年5月25日~26日 相馬野馬追のための馬の調教場所として紹介しています)
この子供手踊りは、当地方で行われている各神社の12年に一度の「お浜下り」と称して、海岸までの神輿渡御が行われる祭事に、行列に供奉して、要所々で踊りを披露し、最後に浜に設けられた祭場地で踊りを奉納してきたものです。その中でも、「日吉神社のお浜下りと手踊り」は規模も大きく昭和54年には、国選択無形民俗文化財として指定を受けております。
 今回の東日本大震災の津波により、当烏崎地区は壊滅的な被害を受け、多くの犠牲者も出しました。今もって、仮設住宅の生活を送っている子供もいます。子供たちの母校でもあった真野小学校も今年、閉校に追い込まれました。こんな中にあっても、指導者やご父兄のみなさんのご理解とご協力により、300余年も存続してきた「子供手踊り」が力強く復活しました。
必ずや、見られる方の感動が得られるものと思います。見に来て下さい。
写真添付がなく申し訳ありません。
注:「日吉神社のお浜下り」で検索してみてください。